新潟県には「潟」と名のつく湖沼が多くありますが、なかでも北部にある福島潟は、五頭連峰を映し出す美しい水辺として知られています。四季ごとに日本の原風景が広がり、「日本の自然百選」に選ばれる自然豊かな場所。ハクチョウや天然記念物オオヒシクイの飛来地としても有名で、多様な命を育んできました。
この福島潟のほとりに、令和3年に誕生したのが小さな酒蔵「LAGOON BREWERY」です。クラフトサケと輸出専用日本酒の製造免許を新規取得した、全国でも珍しい蔵で、『感激できる、多様なおいしさ』をモットーに、あえて“極小規模”にこだわった酒造りを行っています。
周囲は農業が盛んな地域であることから、エコロジーや地元への貢献を大切に、半径20km以内で栽培された米のみを原料に使用。潟(LAGOON)が多様な生き物を育むように、ここで生まれるSAKEもまた多彩です。そして、その酒が渡り鳥のように日本中・世界へ羽ばたく願いを込め、銘柄を「翔空(とあ)」と名付けました。潟とともに歩む、新しい酒造りの挑戦が続いています。