日本酒
埼玉/松岡醸造

帝松 土蔵5年熟成吟醸 バーボン樽追熟

定価 ¥3,520 (税込)
送料はチェックアウト時に計算されます。
容量

土壁の蔵であえて「タンク常温」で5年間寝かせた「食用米」の吟醸古酒。 これはアミノ酸が3倍となり旨味が大幅に増すが、その代償として穀物の香りが先行してします。 これを秩父の蒸留所で使用したバーボンバレルで2か月間8℃追熟し、-3℃でさらに10日追熟。 これにより穀物の香りをマスクし、旨味とキレ、そしてバニラやチョコといった熟成の良さを先行させる。

あえてこれを常温で5年間、土蔵で熟成。 社内で味を見極めたのちに、バーボンバレル2ndフィルで追熟させる。 8℃帯で2カ月ほど熟成させ、その後-3℃にさせることで樽の孔から吸った酒を引き戻す。 それにより短期熟成ながら樽の良さを増幅させ、古酒のアミノ酸とのバランスをとっていく。

おすすめの飲み方: 常温
推奨保管温度: 常温

Sake Brewery このお酒の作り手について

松岡醸造

355-0326 埼玉県比企郡小川町下古寺7-2

山に囲まれた盆地の冷涼さと名水が、やわらかな口当たりを育む。派手さを避けて米旨を丁寧に引き出し、燗でも冴える設計が身上。武蔵の小京都・小川町の風土を映す一本。

公式Webサイトを見る

Production area このお酒の産地について

埼玉

都市近郊の自然と職人技が織りなす、穏やかで懐深い味わい

東京に隣接する埼玉県は、都市圏の利便性と豊かな自然をあわせ持つ地域で、昔ながらの蔵元が今も地域に根ざした酒造りを続けています。安定した気候と水に恵まれた環境が、穏やかで懐の深い酒を育みます。

酒米には「五百万石」「美山錦」、そして埼玉県独自の「彩のかがやき」などが使用され、ふくらみとキレを兼ね備えた味わいを引き出します。酵母には協会系が中心で、香りを抑えた食中酒としての設計を重視する蔵も多く見られます。

仕込み水は荒川や利根川水系の軟水が主流で、酒にまろやかさとやさしさをもたらします。地元の人々に寄り添うような味わいの中に、職人の丁寧な技術が息づき、都市部の飲食店でもじわじわと存在感を高めています。

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