伊東株式会社は、代表銘柄「敷嶋」を醸す愛知県半田市・亀崎町の酒蔵です。
知多半島に位置する亀崎町は、ユネスコ無形文化遺産「潮干祭」で知られ、かつて醸造業と海運業で栄えた土地。創業は天明8年(1788年)。
明治初頭には知多半島に220もの酒蔵がありましたが、陸路の発達や増税により次第に衰退します。そんな中でも伊東合資会社は中部地方最大規模の製造量を誇りましたが、清酒需要の低迷から平成12年(2000年)に廃業。「敷嶋」の名は人々の記憶から薄れていきました。
令和2年(2020年)、9代目・伊東優が借蔵で「敷嶋0歩目」を醸し20年ぶりに復活。
翌年にはM&Aにより免許を再取得し、敷嶋は21年ぶりに亀崎へ帰ってきました。敷嶋は「食の時間の価値を上げる」ことを目指し、無濾過生原酒や夏限定「夏めく」など多彩な酒を展開。
味がしっかりした愛知の食文化に寄り添い、料理をより豊かなひと時へと導く酒造りを続けています。