日本酒
石川県/日吉酒造店

金瓢白駒 本醸造

定価 ¥1,280 (税込)

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容量

石川県輪島市・朝市通りの一角に佇む「日吉酒造店」。
1913年の創業以来、100年以上にわたり、地元の人々に愛される酒造りを続けてきました。
その始まりは、創業者が“金の瓢箪をつけた白馬”の夢を見たことから。「酒を造りなさい」というお告げを受け、蔵の歴史が動き出したと伝えられています。

蔵の地下から汲み上げる井戸水は、日本海にもっとも近いといわれる名水。
その清らかな水で仕込むお酒は「海の香りを感じる輪島の酒」として親しまれています。
看板銘柄「金瓢白駒」や、「おれの酒」シリーズは、ほどよく熟成した旨みと後口のキリッとした辛さが特長。食事とともに楽しめる、飽きのこない味わいです。

しかし令和6年1月1日の能登半島地震により、正面の売店を残して蔵の建物は倒壊。
幸い大規模火災は免れましたが、現在は輪島での仕込みが難しい状況です。
杜氏であり代表の日吉智さんは、小松市の加越酒造や白山市の吉田酒造などで仕込みを続けながら、再建を目指して奮闘されています。

このお酒は、震災後に救い出されたお米を使い、加越酒造で丁寧に醸された特別な一本。
やわらかい口当たりと、穏やかに広がる優しい旨みは、日吉さんの人柄そのもの。
冷やしてすっきり、常温から燗で旨みがよりふくらむ、食中に寄り添う本醸造です。

味わいのタイプ:
ふくよかなコクと旨味
おすすめの飲み方: 冷酒、常温
推奨保管温度: 冷暗所

Sake Brewery このお酒の作り手について

日吉酒造店

『金瓢白駒』『おれの酒』『ささのつゆ』

石川県輪島市

大正元年(1912年)創業。千年以上続く輪島朝市の通りで、小売業から歩みを始め、地元の人々の日常に寄り添う酒を届けてきました。輪島の酒蔵の中では比較的新しい存在ながら、能登の豊かな自然と風土を活かした酒造りを大切にし、伝統と挑戦を柔らかく融合させた味わいを追求しています。

能登の米と清らかな水を使い、料理を引き立てる“食に寄り添う日本酒”が持ち味。優しい口当たりとすっきりとした飲み心地の中に、しっかりと旨みが広がる仕上がりです。主要銘柄は「金瓢白駒」「おれの酒」「ささのつゆ」。どれも能登の恵みを素直に映し取った一本です。

輪島は「輪島塗」に代表される伝統工芸や、豊かな海の幸に恵まれた土地。また能登地域は世界農業遺産にも認定され、里山里海が息づく特別な環境が酒造りを支えています。

2024年の能登半島地震により蔵は倒壊しましたが、「食卓に笑顔を届けたい」という想いは変わりません。現在は仲間の酒蔵の協力のもと共同醸造を続け、朝市通りでの再建を目指して歩みを進めています。

能登を愛し、輪島の地で再び酒を醸す日を願いながら——。
日吉酒造店の一本が、みなさまの食卓に小さな温かさを届けられますように。

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Production area このお酒の産地について

石川県

石川県の豊かな自然と伝統技術が生み出す日本酒の魅力

石川県は能登杜氏の技と白山の伏流水に支えられた、日本酒の伝統が息づく地です。「加賀の菊酒」に代表される芳醇でキレのある酒は、寒冷な気候と高品質な酒米から生まれます。伝統と革新が融合した多彩な味わいは、地元の食とも好相性で高く評価されています。

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