平井酒造の酒造りの歴史は、1772年(安永年間)、6代目・平井六右衛門によって始まりました。
御蔵宿として米の取引をしていた地域の農家を集め、冬の仕事として酒造業を本格化させたのです。
1921年には12代によって日詰平井邸が完成し、招かれた主賓・原敬も平井家で造られた酒を楽しみ、盛岡のご実家へ満足して帰ったと伝わります。
その後、盛岡へ移転し、昭和初頭からおよそ100年もの間、時を止めていた旧造り蔵が今も遺されています。
現代では、この歴史ある蔵を舞台にクラフトサケ醸造所として再生し、古き良き伝統と現代の技術を融合させた酒造りが新たな時を刻み始めています。