石川県鳳珠郡能登町

鶴野酒造店

『谷泉』

能登の風土を未来へつなぐ、再生の一本

1789年に創業した230年以上続く石川県能登町に位置する小さな酒蔵です。代表銘柄は、「谷泉」
能登は、2011年世界農業遺産「能登の里山里海」に認定されました。農林漁業によりもたらされる多くのめぐみ、美しい景観、各地区で守り伝えられてきた祭礼や伝統技術を大切にする地区です。波も穏やかな富山湾に臨む漁業が盛んな小さな港町に酒蔵があります。地域の名産品としては、日本三大魚醤油に数えられる「いしり」があり、発酵文化が豊かに根付いています。
能登は祭りが盛んで、祭りには神様にお供えするために日本酒は欠かせないものです。祭りという大切な伝統文化を支えるために、地元に寄り添った酒造りを230年以上続けてきました。
私たちは、2024年1月1日令和6年能登半島地震で酒蔵・店舗のすべてが全壊になる被害に遭いました。能登での再建を目指して、今できることを1つずつ、1歩1歩前に進んでおります。美しい能登の里山里海を守り、今以上に能登の風土を表現する日本酒を造っていきます。私たちが日本酒を造り続けることで、能登の未来に繋がる復興ができると信じています。

蔵元:鶴野晋太郎

1989年生まれ。石川県能登町出身。株式会社鶴野酒造店14代目。小学生から大学生までソフトテニス部に所属し、すべてで主将を務めました。酒造りに必要な忍耐力、精神力、向上力はここで培いました。能登の風土と祭りという伝統文化、日本酒文化を残していきたい。IT企業の富士通でプログラマ-をしておりましたが、2019年に蔵に戻り、酒造りをしています。令和6年能登半島地震で酒蔵が全壊になる被害に遭いました。再建後、美しい能登里山里海を表現する「新・谷泉」を造れるよう、今まさにスポンジのように酒造りの技術を吸収中、猛勉強中です。

杜氏:鶴野薫子