
日本酒
長崎県/福田酒造
福田 生酛 オーク樽貯蔵
こちらは福田酒造が初めて挑戦した生酛造りの日本酒を、さらに初の試みとしてオーク樽で熟成させた、数量限定の特別な一本です。
この酒は、福田酒造が自社栽培した山田錦を35%まで精米し、丁寧に仕込んだ生酛仕込みのお酒。しかし当初は狙いよりも甘みが強く仕上がり、蔵が目指す「海の透明感を表現する酒」には合わないと、一度は製品化をためらったと言います。
そんな中、蔵元がふと思い出したのが長崎名物・カステラの味わい。ザラメの甘さに香ばしい焼き色が重なるあの独特の風味を、日本酒で再現できないかと考え、オーク樽での熟成に挑戦しました。
その結果、豊かな甘みがオーク樽由来の香ばしさと深みと合わさり、まさに“飲むカステラ”とも言える、ユニークで奥行きのある味わいが完成。失敗から生まれた偶然の産物は、福田酒造の創造力と遊び心が光る、唯一無二の逸品となりました。
さらに、パッケージデザインにも遊び心を込めて。長崎の老舗カステラ店をオマージュしたラベルは、紙質までも再現。ロゴには福田酒造のロゴマークでもある「鶴」をあしらい、長崎県民ならどこか懐かしさを覚えるような世界観を表現しています。
甘みと香ばしさの余韻に浸る、カステラのような日本酒。食後のデザート酒としてはもちろん、実際にカステラと合わせてみるのもおすすめです。長崎の風土と遊び心が詰まったこの特別な一本を、ぜひ五感でお楽しみください。
この商品の詳細情報 +
原料米 | 山田錦 |
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アルコール度数 | 14.0% |
酵母 | 非公開 |
Sake Brewery このお酒の作り手について

福田酒造
〒859-5142 長崎県平戸市主師町674
福田酒造は、長崎県平戸島で1688年に創業した日本本土最西端の酒蔵です。 2023年12月、「福田」ブランドを「福海」へとリブランディングし、海を表現する酒造りに挑戦しています。


Production area このお酒の産地について
長崎県
海と山に囲まれた豊かな自然の中で育まれ、伝統と多様な食文化に調和する味わい
長崎県の日本酒は、温暖な気候と海の恵みに育まれた「南国の酒」として、旨味と香り豊かな味わいが特徴です。中華や卓袱料理など多彩な食文化と好相性で、地元食材との調和も魅力です。
風土・歴史・蔵元の情熱が融合した、個性あふれる地酒として注目されています。
Akariのひとこと
この前福田さんからいただいた長崎土産のカステララスク、とても美味しかったです!これと合わせたい!