山形県米沢市

小嶋総本店

『東光』『洌』

小嶋総本店は安土桃山時代・西暦1597年に創業した、日本に現存する中で13番目に古い酒蔵です。24代の長きに渡り、創業の地である山形・米沢で酒造りを続けております。

江戸時代より上杉家御用酒屋を承り、以来お城にお酒を献上する酒蔵として歩みます。酒銘「東光」は、米沢城から見た日の出の方角に酒蔵が位置することに由来しており、「米沢の日の出の酒」を意味します。

2020年、製造する日本酒をすべて、醸造アルコ-ルを添加しない純米づくりに転換しました。全量純米酒になったことで、東光が山形の雪解け水と地域の米を中心としたピュアなお酒になったことは勿論のこと、ブラジルなどからの輸入原料である醸造アルコ-ルを廃したことで、国際輸送で排出されCO2の排出にも貢献しています。

酒造りにおいては、天地の恵である米や水に感謝するとともに、それらの個性を尊重した酒造りを志向します。「自然の恵みを微生物が醸して酒になる」という事実と真摯に向き合い、田んぼからの酒造りに取り組んでいます。

また、当蔵ではクリ-ンで厚みがあり、食事を美味しくする酒であることをコンセプトに醸しています。クリ-ンだけれど味わいの薄いお酒、厚みがあるけれど重たいお酒は沢山ありますが、清潔で杯が進むけれども一口ごとに満足感があり食事と高め合うことができるのが、当社のお酒の特徴といえます。

蔵元:小嶋健市郎

1980年山形県米沢市生まれ。大学卒業後、都内の消費財メ-カ-にてマ-ケティング職、アメリカの輸入卸での営業職を経て2011年に帰郷し、小嶋総本店に入社。2015年代表取締役社長に就任。蔵元としては24代目。 2020年には全量純米蔵となり、2023年には酒粕を発電に活用して再生可能エネルギ-での酒造りに転換、製造場のカ-ボン・ニュ-トラルを達成させる。 IWC2024純米大吟醸トロフィ-獲得、英国ドリンクスビジネスによるグリ-ンアワ-ド2023 2部門で最高賞を受賞するなど、高品質な日本酒をサステナブルな手法での醸造を目指す。

杜氏:伊藤勝義

1963年山形県川西町生まれ。高校卒業後に小嶋総本店へ入社。入社後、仕込課へ配属になり、以来酒造りに携わる。2006年より杜氏を任され現在に至る。 酒造りで大切にしていることは、チ-ムワ-ク、基本の遵守と探求。 酒造りへの思いは、玄米の精米から酒が搾られるまでの2か月間、毎日変化を見せる醪の声を聴きながら酒と対話して醸し、この酒は、いつ・どこで・どんな時・どんな人に飲まれるのだろう、心を込めて醸した酒で、飲む人の体も心も温めたい。