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日本酒
秋田県/飛良泉本舗

FOURSEASONS 秋 ひやおろし

定価 ¥2,182 (税込)
送料はチェックアウト時に計算されます。
容量

四季とともに味わう、“今この瞬間”の日本酒 秋田・にかほの老舗蔵「飛良泉本舗」が手がける“四季”をテーマにしたシリーズ「FOUR SEASONS」。このシリーズは、東北の厳しくも美しい自然、特に蔵のある鳥海山と日本海に囲まれた環境を背景に、春夏秋冬それぞれの季節に寄り添う日本酒を提案する。 その中でも「秋」は、収穫の喜びが訪れ、食卓が最も豊かになる季節。そこで「FOUR SEASONS 秋」では、「旬の食材とともに味わう、真に食中酒らしい日本酒を」という明確なコンセプトのもとに醸されています。秋の味覚――たとえばキノコ、焼き魚、芋類、そして脂の乗った鰹など――と調和するような、穏やかでありながらしっかりとした旨みとキレのある味わいが特徴です。

「秋」は“山廃仕込み”という伝統的な製法で仕込まれています。山廃とは、蔵付きの乳酸菌や微生物の力を借りて酒母を育てる手法であり、自然由来の複雑な酸味と旨みが生まれるのが最大の魅力です。飛良泉は、日本で3番目に古い歴史を持つ蔵として、このような伝統的製法を活かしながらも、飲みやすく洗練されたモダンな味わいへと昇華させています。 山廃と聞くと重たくクセがある印象を持たれるかもしれませんが、本作はそのイメージを良い意味で裏切ります。しっかりとした味幅がありながらも、酸が主張しすぎず、キレもよいため、食事を邪魔することがありません。 ● 7号酵母による穏やかな香りと骨格のある味わい 使用されている酵母は協会701号、いわゆる「7号酵母」です。これは近年のフルーティーで華やかな香りをもたらす酵母とは対照的に、落ち着いた香りとしっかりとした骨格のある味わいをもたらすことで知られています。この酵母の採用により、FOUR SEASONS 秋は、香りが控えめで料理に寄り添いやすく、飽きのこない設計に仕上がっています。 ● 原料米・精米と仕上がりのバランス 原料米には、秋田県産の「秋田酒こまち」と「美山錦」が使用されており、精米歩合は60%と、ほどよく米の旨みを残した仕上がりです。味わいは全体として「濃醇辛口」。日本酒度は+6.0としっかり辛口の部類に入りながらも、酸度は1.8と高めで、単なるドライさではない豊かさとふくらみが感じられます。 口に含むと、最初に瑞々しいタッチと丸みのある旨みが広がり、後半にはしっかりとした酸と辛さが全体を引き締めてくれます。そのバランス感覚こそが、この酒を“THE 食中酒”たらしめている要因です。 ● 温度帯と熟成による変化も楽しめる この酒は、冷やしても良し、常温でも良し、軽く温めてもまた違った魅力を見せてくれます。ひやおろしらしく、夏を越えて味が丸くなっているため、冷やして飲めば清涼感があり、ぬる燗にすると旨みが引き立つという、温度による表情の変化も豊かです。 また、開栓後に少し時間を置くと、空気との接触によって酒がほぐれ、角が取れてよりまろやかに。数日かけて少しずつ味の変化を楽しむ、という飲み方もおすすめです。

味わいのタイプ:
ふくよかなコクと旨味
おすすめの飲み方: 冷酒、常温
推奨保管温度: 冷蔵

Sake Brewery このお酒の作り手について

飛良泉本舗

〒018-0402 秋田県にかほ市平沢字中町59

室町時代・1487年創業、東北最古の飛良泉本舗は、鳥海山の伏流水と日本海の厳しい自然に育まれた地で、現在は山廃仕込みにこだわり続ける。「人のココロを動かす酒造り」を信念に、古くも新しい酒を醸す。

公式Webサイトを見る

Production area このお酒の産地について

秋田県

寒冷な気候と豊かな水源が育む、端正な美酒の地

秋田県は寒冷な気候と名峰の軟水に恵まれ、キレと透明感のある酒を育みます。「秋田酒こまち」や県独自酵母による、やわらかく華やかな香りが特徴です。山廃仕込みの伝統も息づき、深みのある味わいが多彩な魅力を生み出しています。

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